シント=トロイデンVV(STVV)に所属する元日本代表MF香川真司(33)が、今季のジュピラー・プロ・リーグ最終戦後に自身の去就について語った。10日、ベルギー紙『HLN』が伝えている。
同選手は昨年12月にギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKを退団し、1月10日にSTVVへ正式加入。2月13日開催のジュピラー・プロ・リーグ第27節・ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ戦でデビューすると、その後はリーグ戦7試合中5試合で後半途中からピッチに立っていた。
そして今月10日開催の最終節・スタンダール戦では移籍後初めて先発出場。前半22分にFW原大智(22)のゴールをアシストするなど本来のパフォーマンスを発揮するなどチームの勝利に貢献していた。
そんな香川真司は試合後のメディアインタビューで「久々の先発だったので、すごく興奮しました。勝たなきゃいけなかったし、勝てて良かったですけど、プレーオフを逃したことは少し残念ですね」と試合を振り返っている。
そして自身の去就について問われると「バルセロナからオファーがあれば行きますよ!」とジョークと飛ばした上で「普通はSTVVに残りますね」とSTVV残留が既定路線であることを明かしている。
なお、STVVは来季UEFAヨーロッパリーグ予選出場権をかけたプレーオフ進出をかけて、日本代表FW伊東純也(29)擁するKRCヘンクと争っていた。その中、ヘンクも最終節でセラン・ユナイテッド相手に勝利。両チームは勝ち点51で並んだものの得失点差でヘンクが8位に。STVVは惜しくもプレーオフ進出を逃し、一足早く今シーズンを終えている。
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