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日本代表とのW杯対戦に「魅力的」堂安律ら2選手の台頭をドイツメディア予想

堂安律 写真:Getty Images

 日本代表はFIFAワールドカップ・カタール大会のグループステージでスペイン、ドイツと対戦することが決まったほか、ニュージーランドとコスタリカによる大陸間プレーオフの勝者とも激突する。その中、ドイツメディア『BULINEWS』は日本代表に選出される可能性のある2選手に注目しているようだ。

 日本代表は3月24日開催のカタールW杯アジア最終予選・オーストラリア戦で勝利してW杯本大会出場権を獲得。ただ、29日の最終節・ベトナム戦で1-1と引き分けたこともありポット3に入ると、日本時間2日に行われた組み合わせ抽選会でスペインやドイツと対戦することが決まった。

 一方、バイエルン・ミュンヘン所属のGKマヌエル・ノイアー(36)らを擁するドイツ代表は、カタールW杯欧州予選のグループJで北マケドニア、ルーマニア、アルメニア、アイスランド、リヒテンシュタインと対戦。ホームで北マケドニア相手に敗れる波乱があったものの、それ以外の9試合ですべて勝利を収め、首位で最終予選を終えていた。

 『BULINEWS』は日本代表との対戦決定について「魅力的だ。ドイツ人はこれだけのレベルの『サムライブルー』に出会ったことがない。このタイミングでの対戦は、楽しみなことがたくさんある」と解説。「ここ10年以上にわたり、ブンデスリーガによる日本のタレントを育成する役割は進化し続けている。香川真司の後を継ぐ者は多い」とブンデスリーガにおける日本人選手の活躍が目立っていることを理由にあげている。

 また、『BULINEWS』は日本代表の注目選手にVfBシュツットガルト所属のMF遠藤航(29)やウニオン・ベルリン所属のMF原口元気(30)、シャルケ所属のDF板倉滉(25)らの名前をあげている。

 そして「奥川雅也が調子を維持できれば、エキサイティングで新たなタレントも日本代表にいると考えるのが妥当だろう。堂安律がブンデスリーガに復帰すれば、まだもう一人出てくるかもしれない。興味深いストーリーがたくさんある」と説明。アルミニア・ビーレフェルト所属のMF奥川雅也(25)やPSVアイントホーフェン所属のMF堂安律(23)の2選手をキーマンに指名した。

 なお、日本代表は過去にドイツ代表(西ドイツ時代を含める)と4度対戦しており、2分2敗と一度の勝利していない。2014年のブラジルW杯優勝国相手にどれだけ食い下がれるか注目が集まる。