プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

ストライカー獲得目指すマンU、トッテナムのエースを注視?フランス代表FW譲渡を用意

ハリー・ケイン 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドが、トッテナム・ホットスパーに所属するイングランド代表FWハリー・ケイン(28)の獲得に興味を示しているようだ。『ESPN』が伝えた。

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就が不透明になっていることや、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの退団が濃厚になっていることから今夏にストライカーの補強が優先事項になっているユナイテッド。その候補の1人としてイングランド代表のエースであるケインを注視しているという。

 そのケインは7月に29歳になり、ベテランの域に突入する選手には1億ポンドと高額な移籍金が必要になるが、ユナイテッドはセビージャにレンタル移籍中のフランス代表FWアントニー・マルシャルの譲渡を検討している模様。トッテナムは過去にマルシャル獲得に向けて問い合わせたことがあるというが、完全移籍でユナイテッドを離れる場合はイタリアかスペイン移籍を希望しているとのことだ。
 
 世界屈指のストライカーとして長らく活躍するケインは昨季、プレミアリーグ35試合の出場で23ゴール14アシストの成績を収めて得点王とアシスト王のダブル受賞。昨夏の移籍騒動を経て残留した今季は開幕から15試合で1ゴールと不振に陥っていたが、リーグ戦28試合の出場で12ゴール5アシストと復調している。