日本代表MF鎌田大地(25)はアイントラハト・フランクフルト残留に向かっていると伝えられていたが、ここにきて再び今季終了後の退団が噂されている。28日、ドイツ紙『キッカー』が報じた。
同選手は今夏プレミアリーグ移籍が噂されていたが、正式なオファーが届かずフランクフルトに残留。今季序盤は低調なパフォーマンスを露呈していたが、昨年10月21日開催のUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第3節・オリンピアコス戦から1月21日のブンデスリーガ第20節・ビーレフェルト戦まで全試合で先発出場するなど、再び攻撃陣の中心選手としての役割を担っている。
そんな鎌田大地は以前から今年6月での退団が噂されていた。しかしドイツメディア『Ligainsider』が今月7日、同選手の去就について「カマダとアイントラハト・フランクフルトは、早期の契約延長に向けて交渉を開始した。過去に移籍の噂があったカマダは残留の意思を示したと言われている」と今夏残留に向かっているという見方を示していた。
ただ『キッカー』の報道によると、フランクフルトとの現行契約が2023年6月までである鎌田大地やセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(29)、フランス人DFエヴァン・ヌディカ(22)の3選手に退団の可能性があるとのこと。
マルクス・クレシェSD(スポーツディレクター)は「選手たちが契約を延長しなければ、自動的に売らなければならない状況が生まれる。(誰が退団するのか)数週間後に分かるだろう」とコメント。選手名こそ明かさなかったものの、資金確保のために複数選手の売却を行う可能性を示唆している。
なお、鎌田大地には過去にトッテナム・ホットスパー、ミラン、セビージャなど複数クラブからの関心が伝えられていた。今月下旬のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選2試合にむけた日本代表で招集外となった同選手の去就に引き続き注目が集まる。
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