「三笘薫も気になるが…」闘莉王が選ぶベトナム戦・前線3トップは？

　サッカー元日本代表の田中マルクス闘莉王氏は28日に自身の公式YouTubeチャンネルを更新。29日開催のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選・ベトナム戦で見たい前線3トップの布陣を明かした。

　日本代表はFW大迫勇也（ヴィッセル神戸）やFW前田大然（セルティック）、FW古橋亨梧（セルティック）らを欠く中、今月24日開催のオーストラリア戦で2-0と勝利。見事W杯本大会出場を決めている。ただ、森保一監督はこの一戦ではFW浅野拓磨（VfLボーフム）を先発起用。今季ブンデスリーガでわずか1得点と結果を残せていない浅野拓磨の起用には、多くのサッカーファンから疑問の声が上がっていた。

　その中、田中マルクス闘莉王氏は自身の公式YouTubeチャンネル『闘莉王TV』でベトナム戦に期待することを聞かれると「色々試してもいいんじゃないかと言うけど、今回はベストメンバーで行ってほしい。とにかくたくさんゴールをとってほしい」と語っている。

　また、個人的に期待する選手として「三笘（薫）の出来がすごく気になるけど、（上田）綺世のプレーも気にしている」とコメント。オーストラリア戦で2ゴールをあげたMF三笘薫（ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ）やFW上田綺世（鹿島アントラーズ）の名前を列挙。

　そしてベトナム戦で見たい3トップの布陣を聞かれると「右に伊東純也。真ん中は綺世。大迫（勇也）が出れれば大迫。左に三笘」と回答している。ただ、大迫勇也はすでにコンディション不良により招集を辞退している。

　なお、森保一監督はW杯出場を決めたこともあり、ベトナム戦での先発メンバー入れ替えを明言している。東京五輪でプレーした三笘薫や上田綺世はA代表での出場機会が少ない。それだけに森保一監督はベトナム戦で両選手を先発起用することにより、新たな発見が得られるかもしれない。