
サッカー日本代表は24日に敵地でオーストラリア代表相手に2-0と勝利し、FIFAワールドカップ・カタール大会出場を決めた。しかし、元日本代表の田中マルクス闘莉王氏はコンディション不良のFW大迫勇也にかわってFW浅野拓磨を先発起用した森保一監督の采配を批判している。
森保一監督はカタールW杯最終予選で1トップのポジションに大迫勇也を先発起用し続けてきた。その大迫勇也は今月の代表活動にも招集されていたものの、コンディション不良により招集辞退。セルティック所属のFW古橋亨梧やFW前田大然も欠く中、指揮官はW杯出場権獲得をかけた大一番で浅野拓磨をスタメンに抜てき。先発メンバー発表時には「浅野スタメンかよ…」、「森保さんだから予想はできたけど…」、「やっぱりか」、「マジか…」という声がSNSで多く上がっていた。
その日本代表は前半からオープンな試合展開となる中、何度もチャンスを作るが得点を奪えず、ロングフィードによるオーストラリア代表のカウンターに遭う。それでも粘り強く戦い続けると89分、途中出場のMF三笘薫が先制ゴールをマーク。そして後半アディショナルタイムの90+4分にも三笘薫が追加点を奪取。2-0と勝利し、見事W杯本大会出場を決めている。
ただ、闘莉王氏は自身の公式YouTubeチャンネルで森保一監督の起用法について「なぜ(センターフォワードの先発が)浅野(拓磨)なのかというのが非常に分かりづらい。本当に考えているのかなと。イライラしてしまう」と切り出すと、「どう考えても(上田)綺世の方が良い。だからこそ納得できない。40歳の俺でもあれだけチャンスを作ってくれたら、浅野よりもできていると思う」と今季リーグ戦でわずか1ゴールと結果を出していない浅野拓磨を酷評している。
つづけて「綺世はちょっとしか出ていないけど、オーストラリアのディフェンダーが上田の方が怖いなと、ハングリーさがあるなと思うくらいに気合が入っているような感じがした」と鹿島アントラーズ所属FW上田綺世のパフォーマンスを高く評価。
さらに「東京オリンピックの時は全然ダメだったけど、オリンピックが終わってからかなり成長してきたと思う。やっと大迫(勇也)の代わりに試してもいいんじゃないかと思うくらいの活躍をしている」と上田綺世が大迫勇也の後継者になる可能性があると主張している。
それでも「上田綺世を絶賛しているわけではない。今日の浅野だったら綺世だったという話。綺世に関しては、これから試してもいいかなというレベルになってきた。まだ大迫ですよ。いまだに代表で大迫が一番」と上田綺世に対してさらなるレベルアップを求めた。
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