ロイヤル・アントワープに所属する東京五輪U24日本代表MF三好康児(24)の活躍ぶりにチームメイトから称賛されているようだ。20日、ベルギー紙『De Morgen』が伝えている。
同選手は川崎フロンターレから北海道コンサドーレ札幌や横浜F・マリノスへの期限付き移籍をへて、2019年夏にアントワープへ加入。今季はここまでリーグ戦11試合の先発出場にとどまっているほか、昨年10月からおよそ2カ月間にわたりハムストリングの負傷で戦列を離れていた。
そんな三好康児は今月19日開催のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第32節・ズルテ・ワレヘム戦で後半途中からピッチに立って決勝ゴールをアシスト。見事チームを勝利に導いている。
その中、チームメイトのベルギー代表MFビルヘル・フェルストラーテ(27)は三好康児のプレースタイルについて「彼ほど短い切り返しをできる選手をほとんど知らないね。ゲーム形式の練習で彼とマッチアップする時があるんだけど、ミヨシの俊敏さを間近で見ることができるんだ」と高く評価している。
また『De Morgen』はフェルストラーテのコメントのみならず、今月6日開催の日本代表FW鈴木武蔵(28)を擁するKベールスホットVAとのダービーマッチでの出来事について報道。三好康児は後半途中でベンチへ下がると、試合後のロッカールームで会長から叱責されてショックを受けていたという。
KベールスホットVA戦以降、リーグ戦2試合つづけてベンチスタートとなっていた三好康児。ズルテ・ワレヘム戦で結果を残したことにより、再び序列を上げることが期待される。
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