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ポステコグルー、古橋亨梧関連質問シャットアウト!来月復帰と英紙報道も…

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が日本代表FW古橋亨梧(27)の復帰時期について再び具体的な言及を避けたようだ。18日、英紙『デイリーレコード』が伝えている。

 同選手は昨年7月にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍すると、すぐに前線の主力に定着。今季ここまで公式戦26試合の出場で16ゴールをマークしていたが、昨年末に行われたスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第20節・セント・ジョンストン戦でハムストリングを負傷。しばらく戦列を離れていたが、「レノックスタウン(セルティックのトレーニング場がある場所)でランニングやスプリントを繰り返している」という噂がSNSで流れていた。

 そんな古橋亨梧に復帰時期については、ポステコグルー監督が曖昧な発言を繰り返していた。また、同選手は今月下旬開催のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選2試合に臨む日本代表でメンバー外に。スコットランド・グラスゴーの地元紙『グラスゴータイムズ』は日本代表メンバー発表時の森保一監督の振る舞いについて「キョウゴの復帰について口を閉ざしている。彼のコンディションに関する言及がなかったため、セルティックファンは彼の出番について知る由もない」と伝えていた。

 ただ、『デイリーレコード』は今月17日にセルティック所属のクロアチア代表DFヨシプ・ユラノビッチ(26)のインスタグラム投稿にひとりでボールを使ったトレーニングをしている古橋亨梧の姿が映りこんでいたことを報じている。

 その中、ポステコグルー監督は18日の記者会見において古橋亨梧のコンディションを聞かれると「彼は怪我をしている。決して誘拐されたわけではないんだ! 毎日ここ(トレーニング場)に来ているし、復帰に向けて努力しているんだ」とコメント。復帰のタイミングを明かさなかったが、『デイリーレコード』は来月4日開催のスコティッシュ・プレミアシップ第32節・レンジャーズ戦で復帰する可能性があると伝えている。

 なお、セルティックは来月17日にもスコティッシュカップ(スコットランドのカップ戦)準決勝で再びレンジャーズと対戦する。タイトルの行方を左右する2度のダービーマッチで古橋亨梧がピッチに立つことを多くのセルティックサポーターが望んでいることだろう。