リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、今夏に日本代表MF南野拓実ら複数選手を放出する可能性を示唆した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
2020年冬にレッドブル・ザルツブルクからリバプールに加わり、昨季はサウサンプトンへの半年レンタルを経験した南野。今季はプレミアリーグでの先発出場がないものの、カップ戦を主戦場にここまで公式戦22試合に出場して9ゴール1アシストの数字を残している。
そんな南野に対してクロップ監督は信頼を強調しているものの、12日に行われたプレミアリーグ第29節のブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン戦ではベンチ外。この状況にクロップ監督は心を痛ませながら、今夏に出場機会の少ない選手が退団する可能性があることを認めている。
「こういった決断は彼にとっても私にとっても本当に大変なんだ。タキは信じられないような瞬間にいる。チームの規模からしてこのまま一緒にいることはまずないだろう。確かに自分たちをアピールする時間が十分ではない選手もいる。夏に何が起こるか様子を見て、その状況に対する解決策を見つけることになるだろう。しかし、グループの中心は一緒にいなければいけない。それは間違いない」
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