シント=トロイデンVV(STVV)は13日、日本代表FW伊東純也(28)を擁するKRCヘンクとのダービーマッチで勝利した。この一戦ではSTVV所属の日本代表DF橋岡大樹(22)と伊東純也がペナルティエリア内でやり合うシーンが注目を集めている。
STVVは元日本代表MF香川真司(32)がメンバー外となる中、日本代表GKシュミット・ダニエル(30)やFW原大智(22)、東京五輪U24日本代表FW林大地(24)、橋岡大樹の日本人4選手が先発出場。対するKRCヘンクでは攻撃陣の主力選手である伊東純也がフル出場している。また、試合はKRCヘンクがボール支配率を高める中、29分に林大地のゴールでSTVVが先制。STVVはこの1点を最後まで守り抜き、1-0で勝利を収めている。
ただ、この試合ではセットプレーでのポジショニングを巡って橋岡大樹が右手で伊東純也を押すと、伊東純也が橋岡大樹にヒジ打ちをかます。そして橋岡大樹がピッチ上に倒れ込むと、主審は2選手に注意。ダービーマッチらしい駆け引きがペナルティエリア内で行われていたのだ。
この日本人選手同士でのバトルに日本のサッカーファンからは「おもしろい!」、「バチバチやな」、「日本人同士でやり合うのいいね」、「レッドなのでは…」という声がSNSで上がっている。
なお、STVVはこのダービーマッチでの勝利により勝ち点を42まで上積み。10位のままではあるものの、来季UEFAヨーロッパリーグ予選出場権をかけたプレーオフ進出圏内の8位KRCヘンクまで3ポイントまで詰め寄っている。
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