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ミラン、リールMF獲得に接近?約25億円でクラブ間合意も代理人が年俸に不満か

レナト・サンチェス 写真:Getty Images

 ミランが、リールに所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェス(24)の獲得に近づいているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。

 2016年夏に鳴り物入りで加入したバイエルン・ミュンヘンでは輝けなかったサンチェスだが、2019年夏に加わったリールで復活。昨季はクラブのリーグ・アン制覇に大きく貢献すると、今季は序盤戦こそ欠場していたが、ここまでリーグ戦18試合に出場して1ゴール5アシストを記録している。

 そんなレナト・サンチェスに対して、ミランのテクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏とスポールディレクターを務めるフレデリック・マッサーラ氏が高く評価しており、昨年1月から獲得を目指していたという。そして、ミランは移籍金2000万ユーロ(約25億5000万円)でリールとクラブ間合意に至ったようだ。

 ただ、現時点でポルトガル代表MFの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏はミランから提示された年俸に納得しておらず、個人合意には至っていない模様。同氏は3月末までにユベントスと会談する予定だというが、ミランが条件のアップデートを約束したため、ポールポジションに立っている状況は変わらないようだ。