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「前田大然は別格」セルティック同僚が“Jリーグ疲れ”の指摘一蹴!「みんな気付いていない」

前田大然 写真:Getty Images

 セルティックに所属する日本代表FW前田大然(24)が批判にさらされる中、チームメイトから反論の声が上がっている。10日、英紙『ザ・ナショナル』が伝えた。

 前田大然は昨年12月31日に横浜F・マリノスからセルティックへ正式加入。1月16日のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第21節・ハイバーニアン戦でデビューすると、いきなりゴールネットを揺らしていた。ただ、チャンスでゴールを決め切れない場面が目立ったこともあり一部サポーターから批判されているほか、地元メディアは昨年にJリーグで1シーズンをフルに戦ったことによる疲労蓄積の可能性を指摘していた。

 その中、セルティックのスコットランド代表DFグレッグ・テイラー(24)はメディアインタビューに応じた際、日本人選手の現状を聞かれると「キョウゴは(セルティックでの)スタートの時点でハードルを高くしてしまったんだ。彼は本当に素晴らしい選手だし、復帰が待ち遠しいね」と現在長期離脱中である日本代表FW古橋亨梧(27)に対する思いを明かす。

 その上で「ダイゼンもここまで本当によくやっていると思うよ。彼に任せられているタスク(の重要性)にみんな気付いていないんだ。彼のプレスのかけ方や何もないところからチャンスを作り出すプレーというのは、ディフェンダーやミッドフィルダーの夢なのさ」

 「彼はチームのために懸命に働いている。僕の言うことを信じてほしい。(チーム内で)彼はとても評価されている。僕たちみんなは、彼がいてくれることに感謝しているんだ。彼はすでにフルで1シーズンプレーしているわけだし、そんな彼の仕事ぶりはすさまじいよ。他のみんなも一生懸命頑張っているけど、ダイゼンは別格だね」と前田大然を擁護するとともに、同選手のハードワークを称えた。

 なお、セルティックは今月14日にスコティッシュカップ(スコットランド内のカップ戦)準々決勝・ダンディー・ユナイテッド戦を控えている。リーグ戦や欧州カップ戦での先発出場が続いている前田大然としては、周囲からの評価を覆すようなゴールを決めたいところだ。