明治安田生命J1リーグの柏レイソルに在籍していたケニア代表FWマイケル・オルンガ(27)は、日本のみならず中東でもリーグ得点王タイトルを獲得することがほぼ確実になった。10日、アフリカサッカーの専門サイト『Sports Brief News 』が伝えている。
オルンガは2020シーズン終了後に移籍金600万ユーロ(約7億8000万円)でカタール1部のアル・ドゥハイルへ完全移籍。加入1年目からリーグ戦9試合の出場で6ゴールを挙げるなど本来のパフォーマンスを発揮していた。そして今季も開幕からゴールラッシュが止まらず、昨年9月下旬の第4節・アル・スィーリーヤSC戦では後半キックオフからの途中出場で5ゴールをあげる離れ業を披露。その後も順調に得点を積み重ねていた。
その中、今月10日開催の最終節・アル・アハリ戦では65分からの出場でノーゴール。それでも得点ランキング2位のガーナ代表FWアンドレ・アイェウ(32)に6ゴール差をつけている。またアイェウ所属のアル・サッドは1試合未消化であるが、オルンガが得点王に輝くのはほぼ確実とみられる。
アル・ドゥハイルは今季のリーグ戦全日程を14勝5分3敗で終えて勝ち点47を獲得。ここまで19勝2分と無敗を維持している首位アル・サッドからは12ポイント差を付けられた。しかし2位で終えることが確実となっており、来季AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ出場権を獲得している。
一方でオルンガの去就を巡っては、リーグアン(フランス1部)2クラブからの関心が伝えられているほか、スュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェが獲得に乗り出す可能性も取りざたされている。
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