セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央(24)やMF井手口陽介(25)はシーズン終盤にかけて、より一層し烈なポジション争いに向き合うことになるようだ。9日、セルティックの専門サイト『67 HAIL HAIL』が伝えている。
旗手怜央は1月17日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第21節・ハイバーニアン戦でデビューすると早速マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出。先月2日に行われたレンジャーズとのダービーマッチでは2ゴール1アシストの活躍で勝利に大きく貢献。中盤の主力としてデビューからリーグ戦9試合つづけてスタメン出場していたが、今月6日の第30節・リヴィングストン戦では後半途中からピッチに立っていた。
一方、井手口陽介は旗手怜央や日本代表FW前田大然(24)とともに第21節・ハイバーニアン戦でデビューしていたが、1月22日のスコティッシュ・カップ4回戦・アロア・アスレティック戦で先発出場した際に相手選手から強烈なタックルを受けて膝を負傷。およそ3週間にわたり戦列を離れると、復帰以降も公式戦でわずか2試合の出場にとどまっている。
その中、『67 HAIL HAIL』はセルティックの中盤センターの陣容について「アンジェ・ポステコグルーは初めて贅沢な選択肢を手に入れようとしている」と報道。シーズン前半戦でレギュラーに定着していたMFデイビッド・ターンブル(22)がおよそ3カ月の負傷離脱期間をへて復帰に近づいていることがリーグ優勝にむけて追い風になると主張している。
また井手口陽介に対しては「何か違うものを求める場合にはイデグチがいる。彼のフィジカルはそこまで強力ではないが、技術的にはより優れたオプションを提供してくれるだろう」と期待を寄せている。
セルティックの中盤ではキャプテンのスコットランド代表MFカラム・マグレガー(26)が不動のレギュラーとして君臨している。それだけにターンブルが復帰するとなると、新戦力の旗手怜央や井手口陽介には結果を残すことがより一層求められる。
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