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太田宏介が2カ月ぶりに自宅へ!「家族と共に色々な都市で…」豪州国内でコロナ規制解除

太田宏介 写真:Getty Images

 かつて明治安田生命J1リーグのFC東京や名古屋グランパスなどに在籍していた元日本代表DF太田宏介(34)が、今月3日にブログを更新。およそ2か月ぶりに西オーストラリア州のパースにある自宅に戻れるようになったことを報告した。

 同選手は2020年12月に名古屋グランパスからパース・グローリーへ完全移籍。加入1年目から左サイドバックでレギュラーに定着すると、2020/21シーズン終了後に2023年6月までの2年契約を新たに締結。昨年11月に開幕した今季も主力選手として活躍している。

 ただ、パース・グローリーは昨年11月末にメルボルンで開催されたウェスタン・ユナイテッド戦を皮切りに、西オーストラリア州外でのアウェイゲームを立て続けに消化していた。

 また、今年1月20日にはマーク・マガウワン西オーストラリア州首相が記者会見を開くと、オミクロン株の感染拡大をうけて2月5日に予定されていた西オーストラリア州の州境、国境閉鎖解除の延期を発表。太田宏介本人は発表翌日にツイッターで「Nooooooooo!!!!!!!! 今シドニーに遠征中ですが、州境閉鎖解除延期により、自宅のあるパースに戻れなくなりました。11月からまともに家に帰れてませんが、家賃の支払いは忘れないように気をつけます。笑」と自宅に戻れていない現状を報告していた。

 その後もパース・グローリーは西オーストラリア州外を転々を移動。リーグ戦数試合が延期となったほか、一部ホームゲームを急きょオーストラリア南東部の沖合に位置するタスマニア島で実施していたが、西オーストラリア州の州境、国境が今月に入って開放。これにともない、チーム一行は3日に空路でパースへ戻っている。

 太田宏介は3日朝、メルボルンからパースにむけて出発する前にブログを更新。「『やっと!』 僕の住む西オーストラリア州が国境・州境を開くことになり、パースの自宅に帰れることになりました。かなり朗報」

 「2ヶ月弱におよぶ今回の遠征は家族も一緒に帯同。4都市を移動し、ホテル生活が続き大変なこともありましたが、家族と共に色々な都市で素晴らしい景色をたくさん見ることができて、息子にとってもすごく良い経験になりました。これからメルボルンを出発し、パースへ向かいます!あー、やっといつもの生活に戻れる!早く日本食が食べたいぜ!」と自身の思いを綴っている。

 なお、チームはパース到着翌日の4日からトレーニングを再開。6日に元清水エスパルスFW指宿洋史(31)を擁するアデレード・ユナイテッドをホームに迎え撃つ。