
今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では、すでに中国スーパーリーグ(中国1部)の長春亜泰の参加辞退が正式決定しているが、グループステージで川崎フロンターレと同組の広州FCにも棄権の可能性があるようだ。1日、中国メディア『網易体育』が伝えている。
中国では昨年9月、広州FC(旧広州恒大)の親会社である国内大手不動産会社の『中国恒大集団』が総額33兆円にものぼる負債を抱えていることが判明しており、債務不履行(デフォルト)の危機に直面。昨年10月以降、複数回にわたり大半のクラブで給与未払い状態になっていることが伝えられている。
また、中国メディア『新浪体育』は今季のリーグ開幕が4月下旬にずれ込む可能性があると今年1月16日に報道。さらに『捜狐』は「中国スーパーリーグに所属する7割以上のクラブが給与未払い状態であり、所属選手たちに減給を求めていることが明らかになった。クラブからの一方的な減給要求は選手たちにとって現在最も気がかりな法律問題だ」と中国サッカー界の現状を伝えていた。
その中、アジアサッカー連盟(AFC)は今月1日、今季のACL出場プレーオフ出場権を獲得していた長春亜泰の参加辞退を公式発表。長春亜泰はプレーオフ突破の場合、グループHで横浜F・マリノス、全北現代(韓国1部)、ホアンアイン・ザライ(ベトナム1部)と対戦する予定だった。しかし今回の出場辞退により、シドニーFC(豪州1部)とカヤ(フィリピン1部)の勝者が長春亜泰とのプレーオフを戦わずにそのままグループHに加わることとなっている。
これにつづいて『網易体育』はグループIで川崎フロンターレと同組の広州FCにも参加辞退の可能性があると報道。広州FCは財政難により中国帰化選手5名と契約解除に踏み切ったほか、くわえて主力選手の年俸額を60万元(約1080万円)以下に設定。マレーシア南部ジョホールバルへの遠征費負担や中国スーパーリーグとの両立が不可能なほどの手薄な選手層もあり、棄権を選択するものとみられる。
なお、『網易体育』の報道によると、浦和レッズと同組の山東泰山、それにヴィッセル神戸と対戦する可能性のある上海海港については主力選手をのぞいたメンバー構成で大会に臨むようだ。
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