明治安田生命J2リーグの大分トリニータの新加入選手であるブラジル人FWサムエル(21)は、今週にも来日するようだ。26日、ブラジルメディア『Bahia Noticias』が伝えている。
サムエルについては、大分トリニータがカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のECヴィトーリアに対して50万ドル(約5700万円)を支払い、同選手の保有権の51%を獲得するという条件でクラブ間合意に達したと、昨年12月下旬にブラジルメディア『グローボ』が伝えていた。
ただ、先月に選手本人が2回目のワクチンを接種しなかったことによってビザ発給の許可が下りなかったことが判明。一時は交渉破談という見方が広まっていたものの、大分トリニータは先月18日にサムエル獲得を公式発表していた。
『Bahia Noticias』の報道によると、今月25日になってサムエルのECヴィトーリア退団が正式決定。大分トリニータが近日中にも50万ドルの支払いを完了させるほか、サムエル本人に対して日本への渡航に必要な就労ビザが今週中にも発行されるという。
なお、日本政府は2月下旬にプロ野球チームやJリーグクラブと新規契約を結んだ外国人選手の入国を認める方針を固めている。また、大分トリニータは複数選手やスタッフの新型コロナウイルス陽性が確認されたことにより、19日開催予定だったJ2リーグ開幕節・水戸ホーリーホック戦と23日のYBCルヴァンカップ・グループステージ開幕節・鹿島アントラーズ戦が中止となっていたが、27日開催のJ2リーグ第2節・ヴァンフォーレ甲府戦を1-1の引き分けで終えている。
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