横浜F・マリノスからセルティックへレンタル移籍中の日本代表FW前田大然(24)が人気サッカーゲーム『フットボールマネージャー』でセルティックのメンバーに含まれておらず、現地で不満の声が上がっているようだ。26日、イギリスメディア『フットボール・スコットランド』が伝えている。
同選手は昨年12月31日に横浜F・マリノスからセルティックへの買い取り義務付きレンタル移籍が正式決定。今年1月16日スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第21節・ハイバーニアン戦でデビューすると、前半4分に移籍後初ゴールをマークしている。その後も日本代表FW古橋亨梧(27)が負傷離脱していることもあり、リーグ戦3試合やUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ2試合で先発出場しており、すでに4ゴールをあげている。
その中、『フットボールマネージャー』は先週はじめに各クラブの所属選手情報をアップデート。今年1月の移籍ウィンドウにおける新加入選手や退団選手の情報が新たに盛り込まれている。また、セルティックの所属選手情報には日本代表MF旗手怜央(24)やMF井手口陽介(25)が含まれているものの、前田大然の名前はなく一部のセルティックサポーターはSNS上で不満を漏らしている。
ただ、『フットボールマネージャー』の制作・開発を手がけた『スポーツ・インタラクティブ』の説明によると、肖像権をはじめ前田大然に関する権利は横浜F・マリノスが保持しているとのこと。Jリーグクラブの情報はライセンスの問題で含まれておらず、旗手怜央や井手口陽介とちがいJリーグクラブからのレンタル移籍であるため、前田大然の情報が反映できないという。
なお、前田大然に関する横浜F・マリノスとセルティックの取引では、一定の条件により買い取り義務の発生するオプションが付帯されている。そのため、今季終了後のセルティックが完全獲得した場合には『フットボールマネージャー』に前田大然のデータも反映されることが予想される。
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