かつて明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズでプレーしていたMF安部裕葵(23)はバルセロナBチーム退団が噂される中、インスタライブでファンに近況報告を行った。
同選手は2019年夏に鹿島アントラーズからバルセロナのBチームへ完全移籍。移籍1年目の2019/20シーズンはセグンダB(スペイン3部相当)で20試合に出場していたが、2020年2月に右ハムストリング筋断裂という大怪我により長期離脱。2020年12月に復帰していたものの、右ハムストリング筋の怪我が再発。その後は昨年4月に再び復帰して公式戦5試合に出場していた。
スペイン紙『スポルト』は今月3日、安部裕葵がバルセロナと年俸110万ユーロ(約1億4000万円)による契約を2023年6月まで残す中、バルセロナ退団が既定路線であると報道。「2021年8月14日にリリースされた『右ハムストリングスに違和感』というメディカルリポートを最後に、バルセロナは安部裕葵に関する公式発表を行っていない。彼は何も記録を残せずに帰国している。新しい文化、全く異なるサッカーに適応できなかったというのが真相だ」と伝えていた。
その中、安部裕葵は23日に病院のベッドで横になった状態でインスタライブを実施。「フィンランドで手術をしました。6か月くらいで走れるようになると思います」と多くの鹿島アントラーズサポーターやJリーグファンに対して自身のコンディションについて明かしている。
また、ファンからJリーグ復帰の可能性を聞かれると「(バルセロナと)4年契約を結んでいるので、簡単に契約解除とかできない」とコメント。バルセロナとの契約期間を明かすとともに、負傷離脱中の身であるだけに契約期間途中での移籍が現実的ではないと主張した。
鹿島アントラーズ復帰を望むメッセージに対して、好意的な反応を示した安部裕葵。2022/23シーズン途中での復帰が予想される中、しばらくは病院のベッドで我慢の日々を過ごすことになりそうだ。
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