かつて徳島ヴォルティスでプレーしていた元U21イタリア代表MFクリスティアン・バトッキオ(29)は、過去にA代表に招集されるチャンスがあったようだ。22日、『Goal』イタリア版が伝えている。
バトッキオは2011年にウディネーゼでトップチーム昇格。ワトフォードやセリエB(イタリア2部)のヴィルトゥス・エンテッラ、リーグアン(フランス1部)のスタッド・ブレスト、イスラエル1部の強豪マッカビ・テルアビブでのプレーをへて、昨年2月に徳島ヴォルティスへ加入していたが7月15日に家庭の事情により退団。その翌日にリーガMX(メキシコ1部)のウニベルシダ・ナシオナル(UNAMプーマス)へ加入している。
そんなバトッキオはU20イタリア代表の一員として9試合でプレーしているほか、U21イタリア代表では18試合に出場。2015年開催のUEFA U-21欧州選手権ではグループステージ3試合中2試合でピッチに立った経験を持っているが、現時点でA代表招集歴はない。
しかし、2015年に当時イタリア代表を率いていたアントニオ・コンテ監督がセリエBでの注目選手を聞かれた際「2人挙げるならば、バトッキオと(フェデリコ・)ヴィヴィアーニだ。(攻撃陣をのぞいて)ドリブル突破できるイタリア人選手はなかなかいないが、バトッキオはアタッカー以外で唯一ドリブルでボールを前に運べる選手だ」とコメントを残していたという。
なお、コンテは2014年のFIFAワールドカップ・ブラジル大会終了後にイタリア代表監督に就任。2016年のEUROではラウンド16でスペイン代表を下していたが、準々決勝ではドイツ代表相手にPK戦の末に敗戦。EURO2016を終えた後はチェルシーやインテル、トッテナム・ホットスパーを率いている。
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