明治安田生命J1リーグのFC東京はチーム内でのクラスター発生にともない、チーム活動の一時停止と公式戦2試合の開催中止を公式発表した。そのFC東京は公式インスタグラムアカウントでサポーターを勇気づけるメッセージを投稿していたが、思わぬ形でコメント欄が炎上している。
FC東京は今月11日に選手1名が新型コロナウイルス陽性と判定されて以降、17日開催のJ1リーグ2022シーズン開幕節・川崎フロンターレ戦までに6名の感染が判明。開幕戦後もチーム内でも感染拡大が止まらず、21日までに選手15名とスタッフ3名が新型コロナウイルス陽性により隔離措置が講じられていた。
この集団感染をうけて、クラブは今月20日から1週間にわたるトップチーム活動停止を発表。これにより、23日開催予定のYBCルヴァンカップ・グループステージ開幕節・ジュビロ磐田戦と26日のJ1リーグ第2節・名古屋グランパス戦が中止となっている。
その中、FC東京は21日にクラブ公式インスタグラムアカウントを更新。満月が浮かぶ等々力陸上競技場の写真をアップするとともに「新たな航海の始まりは満月だった。また全員で航海を始められる日は必ず来る。この状況を全員で乗り越えよう」とサポーターに向けてメッセージを発信していた。
しかし、コメント欄には多くのインドネシア国内サッカーファンが「Tokyo is Green!」という主旨のメッセージを投稿。FC東京のライバルクラブである東京ヴェルディは今月16日にインドネシア代表DFプラタマ・アルハン・アリフ・リファイ(20)の獲得を公式発表しているが、それ以降FC東京の公式SNSアカウントでは同様の「コメント荒らし」が多発している。
なお、東京ヴェルディの公式インスタグラムアカウントのフォロワー数は、アルハン獲得発表後からおよそ1週間で40万人近くまで急増。その一方で一部のインドネシア国内サッカーファンがFC東京の公式アカウントもフォローしたこともあり、FC東京のフォロワー数もわずかながら増加している。
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