アイントラハト・フランクフルトは18日、元日本代表MF長谷部誠(38)と2027年6月までの契約延長で合意に達したことを公式発表した。その傍らで日本代表MF鎌田大地(25)に今夏退団の可能性が再び浮上しているようだ。18日、ドイツ・フランクフルトの地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』が伝えている。
鎌田大地は今夏プレミアリーグ移籍が噂されていたが、正式なオファーが届かずフランクフルトに残留。移籍が噂されていたこともあり、今季序盤は低調なパフォーマンスに終始していた。しかし、昨年10月から復調気配を見せると、10月21日開催のUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第3節・オリンピアコス戦以降は公式戦ほぼ全試合で先発出場しているほか、リーグ戦では2ゴールをあげている。
その中、『フランクフルター・ルンドシャウ』は鎌田大地の去就について「フィリップ・コスティッチやエバン・ヌディカと同じく、カマダも今夏の売却候補に含まれている。3人とも契約期間が2023年6月までとなっている。それにマルクス・クレシェSD(スポーツディレクター)は最近のインタビューで『どんなトップ選手であっても、我々としては契約最終年を迎えたくない』と発言していた。つまり、(今季中の)契約延長、もしくは(今季終了後の)売却のいずれかだ」と報道。同選手の去就が依然として不透明であると主張している。
また、鎌田大地の市場価値が2500万ユーロ(約32億円)から2200万ユーロ(約29億円)とわずかながらも下落したことから、同選手売却のタイミングとしては今夏が適切という見解を示している。
なお、鎌田大地は昨夏の移籍期間中にトッテナム・ホットスパーやセビージャへの移籍が噂されていたほか、同選手の代理人が移籍ウィンドウ閉鎖直前までイギリス国内に滞在してプレミアリーグ移籍の可能性を探っていたと伝えられている。
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