Jリーグ 横浜F・マリノス

元横浜FMポステコグルー、ベルギー行きの可能性あった!鈴木優磨と“幻のタッグ”も…

アンジェ・ポステコグルー 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスで指揮を執ったアンジェ・ポステコグルーは、現在セルティックを率いている。そんなポステコグルーはセルティック監督就任前にベルギー強豪クラブで仕事をする可能性があったようだ。15日、イギリスメディア『The Central Club』が伝えている。

 ポステコグルーはAリーグ(オーストラリア1部)のブリズベン・ロアーやメルボルン・ビクトリー、オーストラリア代表の監督を務め、2018シーズンから横浜F・マリノスを指揮。2019シーズンにJ1リーグ優勝を成し遂げるなど成功を収めると、昨年6月にセルティックの監督に就任している。そのセルティックではスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)開幕から6試合で3敗を喫していたが、昨年10月以降はリーグ戦で無敗をキープ。今月はじめに行われたレンジャーズとのダービーマッチで勝利し、現在はリーグ首位に立っている。

 セルティックで確かな手腕を発揮しているポステコグルーだが、どうやらジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の強豪アンデルレヒトもポステコグルー氏の招へいに動いていたとのこと。昨年9月までアンデルレヒトでアシスタントコーチを務めていたクレイグ・ベラミー氏は『The Central Club』のインタビューでヴァンサン・コンパニ監督について聞かれた際に「コンパニは前向きな考え方の持ち主で何でも知りたがるんだ。ここで何が起こっているのか、日本では何が起こっているのか、そういったことを知りたがる」

 「(日本には)ポステコグルーという監督がいたんだけど、彼がここで何をするのか見てみたかったね。だけど、彼は結局セルティックに行ってしまった。コンパニはポステコグルーをここに連れて来たいと考えていたのさ」とコメント。具体的なオファーの有無については言及しなかったものの、ポステコグルーがコンパニ監督の構想に含まれていたことを明かしている。

 なお、コンパニ監督は昨年8月に当時シント=トロイデンVV(STVV)でプレーしていたFW鈴木優磨(25)の獲得にむけて、選手本人と面談を行っていたと伝えられている。その鈴木優磨は先月はじめに鹿島アントラーズへ復帰しているが、同選手とポステコグルーがともに仕事をする可能性もあったようだ。