エールディビジ（オランダ1部）のPECズヴォレに所属するDFファン・ウェルメスケルケン・際（27）は、自身の経営する寿司屋を廃業したようだ。8日、オランダメディア『Aviation Analysis』が伝えている。
日本とオランダの二重国籍を有するファン・ウェルメスケルケン・際は、2020年にオランダのレークに『Sushi Roku』をオープンさせると、今年4月にはズヴォレに2号店を構えている。しかしオランダメディア『rtv Oost』は昨年10月、『Sushi Roku』で働く社員が数カ月間にわたり給与未払い状態になっていると報道。また、店のリフォームを行った業者から4万ユーロ（約530万円）の支払いを求められるなど、様々なトラブルが伝えられていた。
その中、『Aviation Analysis』の報道によると、『Sushi Roku』の経営者はすでに破産の申し立てを行っているとのこと。また、この寿司店経営のビジネスには元サッカー選手などが投資していたものの、金銭面でのリターンはなかたという。
なお、ファン・ウェルメスケルケン・際はヴァンフォーレ甲府の下部組織出身であり、高校卒業と同時に渡欧。ドルトレヒトでプロキャリアをスタートさせると、2019年夏にPECズヴォレへ加入。昨季は右サイドバックのレギュラーとして開幕からリーグ戦22試合連続で先発出場していたが、昨年2月にひざを負傷。1年近くの離脱期間をへて、先月19日開催の国内カップ戦で復帰している。
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