ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに所属する日本代表MF三笘薫(24)は先月開催の練習試合で負傷していたが、復帰に向けて前進しているようだ。7日、ベルギーメディア『DH』が伝えている。
同選手は明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレで活躍すると、昨年8月に東京五輪男子サッカー競技でプレーした後にプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへ完全移籍。ただ、イギリスで労働許可証が発行されないという事情もあり、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ1年レンタルにより加入している。
そして10月16日のジュピラー・プロ・リーグ第11節・セラン・ユナイテッド戦でハットトリックを達成すると、昨年12月以降はスタメンに定着。すでにリーグ戦で5ゴール3アシストをあげるなど、好調ぶりをアピールしていたが、先月8日の練習試合に出場した際に負傷。リーグ戦5試合で欠場しているほか、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選の中国戦とサウジアラビア戦もメンバー外となっていた。
その中『DH』の報道によると、三笘薫は今週から全体トレーニングに復帰したとのこと。サイドでプレーする選手ではマダガスカル代表MFロイック・ラプッサン(25)がハムストリングの負傷により5日開催のジュピラー・プロ・リーグ第26節・ロイヤル・アントワープ戦を欠場。くわえてMFギヨーム・フランソワ(31)もアントワープ戦で負傷退場。そのため三笘薫は13日に控えるシント=トロイデンVV(STVV)戦で復帰する可能性があるようだ。
なお、STVVの新戦力である元日本代表MF香川真司(32)は今月1日から全体トレーニングに合流。5日のジュピラー・プロ・リーグ第26節・KVコルトレイク戦ではメンバー入りしたものの、出番は訪れなかった。かつてFIFAワールドカップの舞台で2度プレーした香川真司と、これからの日本代表を背負う存在として期待される三笘薫の直接対決実現を日本のサッカーファンは望んでいるはずだ。
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