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日本代表MF旗手怜央(24)は、新天地のセルティックで鮮烈なパフォーマンスを披露しているが、わずか半年で移籍する可能性があるようだ。5日、イギリスメディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。
同選手は昨年12月31日に明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからセルティックへの完全移籍が決定。先月17日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第21節・ハイバーニアン戦でデビューすると、早速マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出される。そして26日の第22節・ハーツ戦では強烈なミドルシュートからゴールをあげると、今月2日に行われたレンジャーズとのダービーマッチでは2ゴール1アシストの活躍で勝利に大きく貢献。6日開催の第25節・マザーウェル戦でも前半にアシストをマークしている。
また、セルティックのサポーターや現地メディアはダービーマッチにおける旗手怜央のパフォーマンスを称賛。くわえてリバプール所属のスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン(27)やオリンピック・リヨンのフランス人FWムサ・デンベレ(25)など欧州の一線でプレーするタレントもSNSでコメントを残すなど、関心を寄せている。
その中、現役時代にリーズ・ユナイテッドやスコットランド1部のアバディーンでプレーしていたノエル・ウィーラン氏は旗手怜央について「プレーするのが決して簡単ではないスコティッシュ・プレミアシップにハタテを連れてくることは、彼が(アンジェ・)ポステコグルーから信頼されている証拠だ。セルティックのサポーターも含め、誰もがハタテのここまでの活躍に興奮していると思う。彼は自分が素晴らしい選手であることを証明している」と称賛している。
つづけてイングランドのクラブが同選手の獲得に興味を持つかと質問されると「そうなるだろうね。プレミアリーグのトップ4ではないかもしれないが、チャンピオンシップ(イングランド2部)からプレミアリーグに昇格するクラブだろうね。ただ彼は今(セルティックと)契約を結んでいるので、このパフォーマンスを維持しなければならない」とコメント。シーズン終盤まで好調を維持した場合には、プレミアリーグのクラブが獲得に動く可能性があると主張した。
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