かつて柏レイソルでプレーしていたケニア代表FWマイケル・オルンガ(27)は、中東クラブでもゴールを量産している。そんなオルンガにトルコ移籍の可能性が浮上しているようだ。3日、トルコメディア『Fotomac』が伝えている。
同選手は2019シーズンにJ2リーグで27得点をマークし、柏レイソルのJ1リーグ復帰に貢献。そして2020シーズンはJ1リーグで32試合に出場して28ゴールと驚異的な決定力を発揮。J1得点王に輝くとともに、JリーグMVPの個人タイトルを獲得していたが、2020シーズン終了後にカタール1部のアル・ドゥハイルへ完全移籍している。
そんなオルンガは今季ここまでリーグ戦17試合中14試合に先発出場して17ゴールをマーク。昨年9月26日に行われた第4節・アル・スィーリーヤ戦では負傷明けで後半キックオフからピッチに立ったにもかかわらず、約30分間で5得点をあげる離れ業を披露。また、今月5日開催の第17節・アル・ラーヤン戦でも2ゴールを決めるなど好調を維持している。
その中、スュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェがオルンガ獲得に興味を示している模様。フェネルバフチェはオリンピック・マルセイユに所属するセネガル代表FWバンバ・ディエング(21)とともにオルンガも獲得候補に含めている。また、アル・ドゥハイルに対しては現在高額年俸を受け取っているブラジル人MFルイス・グスタボ(34)を交換要員として差し出すことも検討している模様。ルイス・グスタボは今季開幕からリーグ戦11試合つづけてフル出場していたが、慢性的な負傷に悩まされ出場機会が減少している。
なお、フェネルバフチェは今季ここまでリーグ戦24試合を終えて勝ち点37の獲得にとどまっており、首位トラブゾンスポルから20ポイント差の6位に甘んじている。柏レイソル加入前はジローナでプレーしていたオルンガだが、果たしてシーズン途中で所属クラブを変えることになるのだろうか。
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