
クリスティアーノ(V・ファーレン長崎)
今冬の移籍市場において、クリスティアーノのV・ファーレン長崎への移籍は大きな驚きをもたらしたものの1つだった。2016年の後半戦から5年半にわたって柏レイソルの主軸を担い、2019年にはJ2で19得点を挙げた彼は紛れもないJ2得点王候補の一角。
エジガル・ジュニオらと構成する前線はJ2リーグで頭一つ抜けており、クリスティアーノの正確かつ強烈なシュートは対戦相手を苦しめることだろう。
中山仁斗(ベガルタ仙台)
リーグ最少得点でJ2リーグ降格となってしまったベガルタ仙台に、心強いストライカーが加わった。水戸ホーリーホックで2年続けて二桁得点を挙げていた、中山仁斗である。
ゴール前に入るタイミングが良く、右足でも頭でもゴールを決められる。J2リーグで屈指の戦力を持つベガルタ仙台ならば自身の得点がさらに増え、チームとしても個人としても頂に立つ可能性は十分ある。
藤尾翔太(徳島ヴォルティス)
垣田裕暉、宮代大聖という昨年の2トップが揃ってチームを離れた徳島ヴォルティス。そんなチームの新エースとして期待が集まるのが、セレッソ大阪から加わった藤尾翔太だ。
2020年にはJ1リーグで1得点、J3リーグ(セレッソ大阪U-23)で8得点。2021年は6月に水戸ホーリーホックへ期限付き移籍しそこからJ2リーグで8得点。思い切りの良さとゴール前での冷静さを武器に、年間を通してプレーすることでJ1昇格はもちろん個人としても大きな結果を残す力を秘めている。
その他の、期待したい選手達
ここまでに7人を挙げたが、J2リーグにはまだまだ注目選手がいる。昨年、愛媛FCで10得点を挙げた藤本佳希(モンテディオ山形)はその1人。山形はエースだったヴィニシウス・アラウージョを欠いたこともあり期待がかかる。
また、昨年と同じチームでプレーする選手は、連携の向上でさらに得点を伸ばす可能性を秘める。
プロ初ゴールを決めた試合でハットトリックを記録するなど、10得点を記録した植中朝日(V・ファーレン長崎)は注目の若手選手。今季怪我なく出場数を増やすことができれば得点も自然と増える可能性が高い。
ポジショニングの巧みさとゴール前での落ち着きで、ルーキーイヤーながら得点を重ねた佐藤凌我(東京ヴェルディ)。ゴール前に侵入するタイミングが絶妙で、フリーでシュートを打てる場面を作り出せていた。小池純輝らと形成する前線は非常に強力だ。
FWの選手ではないが、昨年J1リーグで8得点を記録している町田也真人(大分トリニータ)も実力は確かで、J1復帰を目指すチームの鍵を握る存在だ。
さらに「個人昇格」を果たした中にも面白い選手がいる。
J3リーグのテゲバジャーロ宮崎で9得点を挙げ得点ランキング3位に入った梅田魁人(水戸ホーリーホック)はポストプレーや強烈なシュートを持つ万能型ストライカー。同じくJ3リーグの福島ユナイテッドで8得点を挙げたトカチ(栃木SC)は、やや荒削りながらキックの精度が高く、爆発的な個の力を持っている。
2021年J1リーグから4チームが降格したことで、例年以上に激しく厳しい昇格争いが繰り広げられるであろう2022年のJ2リーグ。同じように熾烈を極めるに違いない得点王争いは、誰が制するだろうか。
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