明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡を退団した元スウェーデン代表DFエミル・サロモンソン(32)が、サンフレッチェ広島からアビスパ福岡へ移籍した時の心境やIFKヨーテボリへの復帰を決めた理由を明かした。30日、スウェーデンメディア『fotbollskanalen』が伝えている。
同選手は2019年にアルスベンスカン(スウェーデン1部)のIFKヨーテボリからサンフレッチェ広島へ完全移籍。来日1年目はJ1リーグで19試合の出場にとどまっていたが、2020年にアビスパ福岡へ加入すると、すぐに右サイドバックのレギュラーに定着。J2リーグ39試合出場で10アシストをクラブのJ1復帰に大きく貢献していた。そして2021シーズンもJ1リーグ32試合でピッチに立つなど、必要不可欠な戦力として活躍していたが、昨年12月10日にIFKヨーテボリへの復帰が正式決定。IFKヨーテボリとは3年契約を結んでいる。
そんなサロモンソンは母国メディアのインタビューに応じると、日本での経験について「良かったね。とても楽しめたよ。海外でプレーする中で、ひとりの人間として、そしてサッカー選手として新しいことを学ぶという、自分の思っていたような冒険ができた」と好意的なコメントを残している。
つづけて「(スウェーデンと日本で)環境のちがいはもちろんあったけど、日本はとてもフレンドリーな人たちが多いし、文化や歴史のあるとてもいい国だと思う。たくさん学べたし、食事も素晴らしかったよ」
「サッカーという点では、ほとんどのものを見ることができたと思っている。新しいことに挑戦したいと思っていたから、サンフレッチェ広島で1年間プレーした後に他のことをやってみたいという気持ちもあったし、うまくやれたと思うよ」とピッチ内外で充実した日々を過ごしていたことを明かしている。
そしてIFKヨーテボリ復帰を決断した理由を聞かれると「サッカー選手として、まだたくさんやることが残っていると感じているのさ。また新たな気持ちのもと、ブローヴィット(IFKヨーテボリの愛称)をより良いクラブにするために貢献できると思っているよ」と語った。
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