三木谷浩史氏が最高経営責任者を務める『楽天グループ株式会社』は、バルセロナとのメインスポンサー契約を今季をもって終了することがほぼ確実となっている。その中、バルセロナはサッカークラブ史上最高額となるスポンサー契約を締結する可能性があるようだ。24日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。
バルセロナは2017/18シーズンから楽天とのスポンサー契約を結んでおり、昨季まで年間5500万ユーロ(約72億円)という巨額のスポンサー料を受け取っていた。また、昨年11月には1年間の契約延長オプションを行使。これにより、両者の契約期間は2022年6月までに延長されていた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年3月からしばらく公式戦が中断されると、再開直後もしばらく無観客での開催を強いられるなど、バルセロナは経営面での打撃を受ける。くわえて2020/21シーズンに関しては3000万ユーロ(約39億円)までスポンサー料が減額。さらに三木谷浩史氏がバルセロナの待遇に満足していないことが報じられていることから、両者の契約は今季限りで終了することが確実とみられる。
また、バルセロナは楽天グループにかわるスポンサーに対して年間5500万ユーロ以上の支払いを求めていると昨年10月に伝えられていた。
その中、『スポルト』の報道によると、バルセロナは年間8000万ユーロ(約103億円)以上によるスポンサー契約締結のオファーを受けたとのこと。企業名については明らかになっていないが、条件としてユニフォームとトレーニングウェアに企業名を掲載することを提案しているという。
なお、バルセロナは今季途中にクラブOBのシャビ・エルナンデスを招へい。しかし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージで決勝トーナメント進出を逃すと、リーグ戦でも首位レアル・マドリードから15ポイント差の5位に甘んじている。
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