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柏ペドロ・ハウルの代替候補!?Jリーグ移籍噂される24歳FWにブラジル2部が関心

柏レイソル 写真提供: Gettyimages

 柏レイソルでプレーしていたブラジル人FWペドロ・ハウル(25)は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のヴァスコ・ダ・ガマへ移籍する可能性が伝えられている。しかし、ヴァスコ・ダ・ガマはJリーグクラブからオファーが届いたブラジル人FWジェトゥリオ(24)へターゲットを切り替える可能性があるようだ。17日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 ペドロ・ハウルは昨年9月21日にリーガMX(メキシコ1部)のフアレスへの期限付き移籍すると、リーグ戦8試合中6試合で先発出場して2ゴール1アシストをマーク。フレアス幹部は今月8日からシーズン後半戦がスタートするのを前に、同選手の慰留に努めていた。しかし、両者が合意に達することはなく今冬退団が確実になったと、メキシコ紙『RECORD』が今月10日に報じていた。

 また、ブラジル国内の複数メディアは、ペドロ・ハウルが柏レイソルで2022シーズンの構想に含まれていないほか、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のECジュベントゥージやヴァスコ・ダ・ガマがレンタルによる獲得オファーを提示したと報道。ペドロ・ハウル本人はヴァスコ・ダ・ガマへの移籍にこだわっていると伝えられているが、柏レイソルが高額の移籍金を求めていると伝えられている。

 その中、『グローボ』の報道によると、ヴァスコ・ダ・ガマはペドロ・ハウルの代替候補としてブラジル1部昇格組のアヴァイFCでプレーしていたジェトゥリオをリストアップした模様。身長187cmで右利きの同選手は、2019年7月にブラジル2部のトンベンセFCからプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のFCパソス・デ・フェレイラへ移籍するものの、わずか半年でトンベンセFCに復帰。2020年1月にレンタル移籍によりアヴァイFCへ加入していた。

 そんなジェトゥリオは2020シーズンにブラジル2部で16試合に先発出場。シーズン後半戦になって定位置をつかむと、2021シーズンは主にセンターフォワードのポジションでリーグ戦22試合に先発出場。7ゴール5アシストをマークするなど本来のパフォーマンスを発揮するとともに、1部昇格に大きく貢献していた。

 しかし、ブラジルメディア『TNT SPORTS』は今月10日、ジェトゥリオ本人がアヴァイFC退団をすでに決断していると報道。同選手には日本やUAEのクラブからオファーが届く可能性が伝えられていたが、ヴァスコ・ダ・ガマが獲得に動くことも考えられるようだ。

 柏レイソル退団が噂されるペドロ・ハウルとJリーグ移籍の可能性があるジェトゥリオ。両選手の去就は柏レイソル幹部の方針や今後の動きに左右されるかもしれない。