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“中国一強”時代に終わり…アジアクラブの移籍金支出トップ10発表

中国の国旗 写真提供: Gettyimages

 国際サッカー連盟(FIFA)は今月14日、全世界を対象とした2021年の移籍ウィンドウに関する報告書をリリースした。その中、アジアサッカー連盟(AFC)加入クラブの移籍金支出トップクラブが明らかになっている。

 アジアのサッカー界では、ここ数年間にわたって中国クラブの台頭が顕著となっていた。しかし、一昨年頃からその勢いに陰りが見え始めると、中国スーパーリーグ(中国1部)に所属する16クラブのうち少なくとも11クラブで給与未払い状態になっていると、昨年10月に中国メディアが報じていた。

 また、2021シーズンのリーグ戦は4か月間の中断期間がありながらも今年1月4日に全日程が終了。しかし、多くのクラブが経営危機に瀕していることから2022シーズンの開幕が大幅に遅れる可能性があると伝えられている。さらに、中国に帰化していた元ブラジル代表FWリカルド・グラール(30)が昨年11月に広州FC(旧広州恒大)を退団するなど、外国籍選手や中国に帰化したビッグネームが中国クラブを退団するケースが相次いでいる。

 その中、FIFAの発表したアジアクラブの移籍金支出トップ10では、かつてFC東京でプレーしていた元韓国代表DFチャン・ヒョンス(30)を擁するアル・ヒラルが1位に。柏レイソルでゴールを量産したケニア代表FWマイケル・オルンガ(27)所属のアル・ドゥハイルが3位にランクインするなど、中東勢が上位を占めている。

 一方、中国クラブでは、2021シーズンの中国スーパーリーグ覇者である山東泰山が5位となっているほか、アビスパ福岡を退団したカメルーン代表FWジョン・マリ(28)のレンタル元である深圳FCが8位に。そして、かつて横浜F・マリノスで活躍していたブラジル人FWエリキ(27)を擁する長春亜泰が10位に入っている。AFC加入クラブの移籍金支出トップ10は以下の通りとなっている。

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1位 アル・ヒラル(サウジアラビア)-チャン・ヒョンス<FC東京>

2位 アル・イテハド(サウジアラビア)

3位 アル・ドゥハイル(カタール)-マイケル・オルンガ<柏レイソル>

4位 アル・アハリ(UAE)

5位 山東泰山(中国)

6位 アル・シャバブ(サウジアラビア)

7位 シャールジャ(UAE)

8位 深圳(中国)-ジョン・マリ<アビスパ福岡>

9位 アル・アイン(UAE)

10位 長春亜泰(中国)-エリキ<横浜F・マリノス>

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