ウルバーハンプトン・ワンダラーズは5日、グラスホッパー・チューリッヒから日本代表MF川辺駿(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年夏までの3年半契約で、今季終了まではレンタルという形でグラスホッパーに残留する。
武者修行先のジュビロ磐田で評価を高めた川辺は2018シーズンからサンフレッチェ広島に復帰すると、中盤のレギュラーとして活躍。昨夏にグラスホッパーへ活躍の場を移すと、今季はここまで公式戦18試合に出場して3ゴール4アシストの数字を残している。
川辺を獲得した理由についてテクニカルダイレクターを務めるスコット・セラーズ氏は「彼は攻撃的な中盤の選手でとてもエネルギッシュで、ハードワークができて、クオリティの高い選手だ。今季はグラスホッパーで本当に輝きを放っている。彼らがうまくいっている大きな理由の1つだ」と賛辞を送り、こう続けた。
「GBEが定める海外選手との契約基準で、ハヤオとは今月中にイギリスのクラブと契約ができる選手だが、将来的にできなくなるかもしれない。だから、今回の契約締結に至った」
「ハヤオはスイスリーグがウインターブレイクに入っている1月をブルーノ(・ラージ監督)のグループで過ごす。そのあとは、ここまで重要な選手であったこともあり、グラスホッパーでシーズンを終える」
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