バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、両サイドバックの補強を望んでいるようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。
今季のラ・リーガ18試合消化時点で7勝7分け4敗で7位に位置するバルセロナは、後半戦の巻き返しに向けてマンチェスター・シティからスペイン代表FWフェラン・トーレスを獲得することが決定的。その一方で、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)への抵触を避けるべく、ブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョらなど余剰戦力の売却を目指しているという。
そうしたなか、シャビ監督は右サイドバックでプレーするアメリカ代表DFセルジーノ・デストを信頼しておらず、モロッコ代表DFヌサイル・マズラウィの獲得を希望している模様。アヤックスとの現行契約が来夏に失効する同選手だが、契約延長の意思がないことからフリーで退団するとの見方が強まっている。
また、バルセロナはチェルシーとの現行契約が今季限りで満了になるスペイン代表DFセサル・アスピリクエタ(32)にも関心を示しているとのこと。だが、同選手にはアトレティコ・マドリードなど複数クラブが目を光らせているとみられている。
そのほか、左サイドバックの補強としてバレンシアでプレーするスペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤに注目しているという。ガヤには1億ユーロ(約129億9000万円)の契約解除金が設定されているが、現行契約は2023年夏までということもあり、低価格で獲得可能だと考えているようだ。
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