明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレは28日、FW若月大和(19)がスイス・スーパーリーグ(スイス1部)のFCシオンでのレンタル期間を終えて復帰することを公式発表した。
同選手は桐生第一高校在学中の2018年、U17日本代表の一員としてFIFA U17ワールドカップに出場。2019年には湘南ベルマーレの特別指定選手になると、昨年1月9日に湘南ベルマーレへの加入が内定する。しかし、湘南ベルマーレと契約を交わした上で海外クラブと交渉していることがクラブから発表されると、1月末にFCシオンへレンタル移籍することが決まっていた。
そんな若月大和は海外挑戦1年目の2020/21シーズンにリーグ戦でわずか1試合の出場に終わったものの、昨季は主にトップ下やセンターフォワードのポジションで16試合に出場したほか、移籍後初ゴールもマーク。ただ、今季はここまでリーグ戦で全試合メンバー外となっており、セカンドチームで過ごしていた。
若月大和の去就について、シオン幹部はレンタル期間が今月末に満了を迎える中、1年間のレンタル期間延長オプションを行使しない決断を下したと、スイスメディア『Rhone FM』は今月22日に報道。湘南ベルマーレも28日までに同選手の復帰を決めている。
若月大和は湘南ベルマーレへの復帰について「この度、湘南ベルマーレに加入することになりました若月大和です。2020年1月に湘南ベルマーレからの期限付き移籍でFCSionに行き、2年間プレーしました。スイスでの2年間でたくさんの挑戦をし経験をして、多くのことを学びました。それは自分のサッカー選手としての成長、そして精神面の成長にも繋がったと思います」
「そして来季から湘南ベルマーレでプレーをできることに感謝し、湘南ベルマーレと共に上を目指して頑張りたいと思います。湘南ベルマーレに携わる方々、応援してくれるサポーターの皆さまと共にこれから全力で戦いと思います。よろしくお願いします!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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