Jリーグ

J2初挑戦の盛岡、チャン・ヒョンス獲得間近に!韓国2部からフリー移籍へ

いわてグルージャ盛岡 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグ昇格を果たしたいわてグルージャ盛岡は、Kリーグ2(韓国2部)の富川FCから韓国人MFチャン・ヒョンス(28)を獲得することが濃厚となったようだ。24日、韓国メディア『フットボリスト』が伝えている。

 右サイドを主戦場とするチャン・ヒョンスは、韓国の年度別代表でプレーすると、2015年1月にKリーグ1(韓国1部)の水原三星へ入団。2016シーズンに釜山アイパークへレンタル移籍していたが、水原三星には2018シーズンまで在籍していた。そして2019年に富川FCへ完全移籍。昨季序盤に右サイドアタッカーでレギュラーに定着したものの、今季は負傷離脱もありリーグ戦36試合中わずか11試合の先発出場にとどまっていた。

 一方、いわてグルージャ盛岡は昨季、J3リーグで勝ち点53を獲得。ロアッソ熊本やテゲバジャーロ宮崎とし烈なJ2昇格争いを演じた末、J3リーグ2位でクラブ史上初となるJ2昇格を決めている。

 『フットボリスト』の報道によると、チャン・ヒョンスはいわてグルージャ盛岡との交渉を順調に進めており、細部の条件面の調整を残すのみとなっている模様。また、本人も海外挑戦に意欲的な姿勢を見せており、韓国国内ではまもなくJリーグ移籍が決まるという見方が広まっている。

 なお、チャン・ヒョンスは富川FCとの契約が今月末に満了を迎えるため、いわてグルージャ盛岡は同選手をフリーで獲得することになるという。ベガルタ仙台やモンテディオ山形、ブラウブリッツ秋田など東北勢との対戦を控える中、いわてグルージャ盛岡は運動量豊富なサイドアタッカーを迎え入れることになりそうだ。