マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、バルセロナ移籍が噂されるスペイン代表FWフェラン・トーレスについて言及した。クラブ公式サイトが伝えた。
シャビ・エルナンデス監督のもとで再建を図るバルセロナは1月の移籍市場で攻撃強化としてトーレスの獲得を標榜。選手とは5年契約で個人間合意に至っていたなかで、クラブ間交渉が難航していたが、移籍金5500万ユーロ(約71億1000万円)+ボーナス1000万ユーロ(約12億9000万円)でシティ側と合意に至ったと各メディアが報じている。
そうしたなか、グアルディオラ監督は26日に開催されるプレミアリーグ第19節のレスター・シティ戦に先駆けた会見の場で、スペイン代表FWのバルセロナ移籍が迫っていることを明言。そして、選手の意向を尊重するコメントを残している。
「非常に近いと聞いているが、クラブから決まったという公式な話は何も聞いていない。彼らは交渉中だ。クラブが確認したら完了だが、チキ(・ベギリスタインSD)は私にそれが完了したとは言わなかった。バルセロナとレアル・マドリードからオファーが来れば、断るのは難しいというのが私の考えだ」
「ファッションや都市などいろんな理由でね。彼が私のところに来て、出てきていきたいと言った時、私は退団するべきだと言ったよ。私は選手たちに幸せになってほしいと思っている。もし、幸せではないのであれば、退団しなければいけない。私たちは会長やCEOが『だめだ。残留しなさい』というようなクラブではない」
「選手とクラブが同意しなければいけないし、これはビジネスだが、選手が退団したいと言ったなら退団するべきだ。フェランだけでなく、みんなそうだ。他の場所の方が幸せなのであれば、出て行くしかない。サッカー選手としてのキャリアは短い。彼が去りたくて、クラブが合意しているのであれば、私は満足している」
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