かつて清水エスパルスやベガルタ仙台、湘南ベルマーレでプレーしていたブラジル人FWクリスラン(29)が、ブラジル国内クラブに加入した。22日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
同選手は2017年にプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のSCブラガからベガルタ仙台へレンタル移籍により加入すると、来日1年目ながら主力として公式戦37試合に出場して2桁ゴールをマーク。翌2018シーズンには清水エスパルスにレンタルにより加わり公式戦26試合でピッチに立っていたが、右ひざの前十字靭帯断裂という大怪我を負っていた。そして、2019年に在籍した湘南ベルマーレでは出場機会を得られず、昨夏にSCブラガへ復帰。そのSCブラガでも出番はなく、今年3月下旬にKリーグ2(韓国2部)の富川FCへの完全移籍していた。
そんなクリスランは今季、リーグ戦36試合中20試合に出場して5ゴールをマーク。ただ、先発出場はわずか9試合にとどまり、富川FCも10位でシーズンを終えていた。
その中、『グローボ』の報道によると、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のブルスケがクリスランを獲得を決めたとのこと。両者は来年12月までの1年契約でサインを交わしたという。
なお、ブルスケは今季のリーグ戦で13勝9分6敗、勝ち点48の獲得にとどまり、3部降格圏内の17位クルーベ・ド・レモとはわずか5ポイント差でシーズンを終えている。清水エスパルス在籍時の負傷の影響により、ここ数年間は思うような結果を残せてない中、クリスランは母国で再起を図ることになった。
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