明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスでプレーしていたFW杉本健勇（29）は、期限付き移籍期間満了により今季限りで退団するようだ。
同選手は2019年にセレッソ大阪から浦和レッズへ完全移籍により加入。しかし、移籍1年目からレギュラーに定着することはできずにいると、今年2月には沖縄県内でのトレーニングキャンプ中に新型コロナウイルス対策関連の規律に反する行動をとり、クラブから処分を受けていた。
その中で迎えた今季は、浦和レッズでリーグ戦で16試合に出場。ただ、元デンマーク代表FWキャスパー・ユンカー（27）が結果を残していたこともあり、4月25日に行われた第11節・大分トリニータ戦を最後にスタメンに抜てきされず、7月下旬に横浜F・マリノスへ期限付き移籍。横浜F・マリノスでも日本代表FW前田大然（24）がほぼ毎試合先発出場する中、リーグ戦9試合の途中出場、2試合の先発出場にとどまったものの、3ゴールをマークしていた。
そんな杉本健勇は21日にインスタグラムを更新。チームメイトやゴール裏のサポーターとの記念写真をアップするとともに「短くて濃い半年やった。暖かく迎えてくれたマリノスファミリー、ファン、サポーター、選手、スタッフ、クラブ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう」
「目標としてた優勝には届かなかったし個人的にも悔しい結果でした。ホンマに申し訳ありませんでした。でもいつもどんなときでも味方で応援してくれたファン、サポーターの皆さん。俺が忘れかけてたもんを思い出させてくれ、心を奮い立たせてくれた、ホンマにホンマにありがとう。この最高の仲間達と一緒に目標に向かって本気でぶつかり合い、励まし合い、プレーできたのもかけがえのない時間でした。マリノスファミリー最高です！！」
「Thank you very very much. see you again」と横浜F・マリノス退団を示唆するコメントを投稿。これには、横浜F・マリノスのブラジル人DFチアゴ・マルチンス（26）やFWエウベル（29）から「幸運を祈るよ！」とメッセージが届いているほか、サポーターから感謝のコメントが寄せられている。
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