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Jリーグから6000万円のオファーが!ブラジル2部会長が21歳FW巡る交渉内容に言及

Jリーグ 写真提供: Gettyimages

 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のECヴィトーリアに所属するブラジル人FWサムエル(21)にJリーグクラブからオファーが届いているようだ。21日、ブラジルメディア『Bahia Noticias』が伝えている。

 左利きのストライカーである同選手は、昨年にECヴィトーリアのトップチームに昇格すると、昨季はリーグ戦5試合に出場してプロ初ゴールもマーク。そして今季はリーグ戦38試合中15試合でスタメンに抜てきされて2ゴールと、着実に出場機会を増やしていたが、今季ラスト5試合では出番がなかった。

 その中、『Bahia Noticias』の報道によると、とあるJリーグクラブがサムエル獲得に乗り出しており、すでに移籍金60万ドル(約6800万円)によるオファーを提示しているとのこと。また、ECヴィトーリアの会長は国内メディアの取材に対して、選手名こそ明かさなかったものの「ある選手に対して正式なオファーが届いている。我々は(オファーを提示したクラブに対して)対案を提示した。今は返事を待っているところだ」とコメントを残している。

 くわえて、ECヴィトーリアは先月末にも「50万ドル(約5700万円)でサムエルの保有権の50%を取得する」という内容のオファーを受け取っていたが、すでに却下しているという。

 なお、現時点でサムエルに関心を寄せているクラブ名は明らかになっていない。今月に入ってより高額のオファーが届いたことにより、ECヴィトーリアが放出を決断するかどうか注目が集まる。