明治安田生命J1リーグのガンバ大阪は、Kリーグ1(韓国1部)の城南FCに所属する韓国代表DFクォン・ギョンウォン(29)獲得を失敗する可能性があるようだ。20日、韓国メディア『マイデイリー』が伝えている。
身長189cmで左利きの同選手は、2013年に全北現代でプロキャリアをスタートすると、2015年2月にUAEのアル・アハリへ移籍。その後、中国クラブをへて2019年7月に全北現代へ復帰する。そして今年7月に兵役期間を終えて韓国国軍の傘下である金泉尚武FCを退団すると、中国や中東から関心を寄せられる中、城南FCへ加入。今シーズン後半戦のリーグ戦15試合中13試合でスタメンに抜てきされたほか、下位6クラブによって争われるKリーグ1ファイナル(プレーオフ)でも全5試合で先発出場。センターバックの主力として1部残留に大きく貢献していた。
そんなギョンウォンは城南FCとの契約が今季終了後に満了。『マイデイリー』の報道によると、キム・ナミル監督が同選手の慰留に努めたものの、すでに退団を決断しているとのこと。また、ガンバ大阪がギョンウォンの獲得に乗り出しているものの、中東クラブから巨額年俸を伴ったオファーを提示。くわえて、選手サイドは好待遇を求めていることから、今後ガンバ大阪が争奪戦で劣勢に立たされる可能性があるようだ。
なお、ガンバ大阪は韓国代表DFキム・ヨングォン(31)が今季限りで退団。センターバックの新戦力として、サガン鳥栖に所属するブラジル人DFエドゥアルド(28)の獲得に迫っていたが、エドゥアルドはサガン鳥栖と新たに3年契約を結んでいる。
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