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明治安田生命J1リーグの清水エスパルスを今年11月まで率いていたミゲル・アンヘル・ロティーナ氏は、自身の経験をもとにして日本人選手に対する印象を語った。19日、スペインメディア『deia』が伝えている。
同氏はレアル・ソシエダやビジャレアルなどで指導者としてのキャリアを積み重ねると、2017年に東京ヴェルディの監督に就任。東京ヴェルディで2シーズンつづけてチームをJ1昇格・参入プレーオフへ導いている。そして2019から2シーズンにわたってセレッソ大阪を率いると、昨季はJ1リーグ4位でフィニッシュ。セレッソ大阪に今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ出場権をもたらしていた。
そしてロティーナ氏は今季から清水エスパルスで指揮を執っていたが、強固な守備を基軸とした戦術の浸透に時間を要して勝ち点を思うように積み重ねることができなかった。そして先月3日開催のJ1リーグ第34節・FC東京戦で0-4と大敗を喫すると、翌日に監督解任となっている。
そんなロティーナ氏は、『deia』のインタビューに対応。Jリーグでの指導をした時の感想を聞かれると「(Jリーグには)技術面で非常に優れた選手がたくさんいるが、競争力に欠けている。だから。日本人選手はヨーロッパに行きたがっている」
「日本人選手は高い給料をもらうために中国やUAEに行くのではなく、ひとりの選手として成長するためにヨーロッパに行くことを望んでいる。それは、彼らが持つ強迫観念のようなものでもある」とコメント。欧州挑戦を多くの選手が望んでいる理由も含めて自身の見解を述べた。
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