エクストラクラサ(ポーランド1部)のレフ・ポズナンに所属するポルトガル人MFジョアン・アマラウ(30)には、Jリーグクラブからの関心が伝えられていたが、どうやらレフ・ポズナン残留を決断したようだ。9日、『Sportowe Fakty』をはじめ複数のポーランドメディアが伝えている。
同選手はヴィトーリアやベンフィカなどポルトガル国内の複数クラブを渡り歩くと、2018年夏にベンフィカからレフ・ポズナンへ完全移籍。加入1年目の2018/19シーズンは前線の複数ポジションで起用される中、リーグ戦25試合に出場して8ゴール3アシストをマーク。その後、昨年1月から1年半にわたりプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のパソス・デ・フェレイラへレンタルにより在籍していた。
そして、今年7月にレフ・ポズナンへ復帰すると、今季はここまでリーグ戦17試合中15試合でスタメンに名を連ねており、8ゴール5アシストをマーク。チームも第17節終了時点で11勝5分1敗として首位に立っており、トップ下のレギュラーとしてチームの躍進を支えている。
レフ・ポズナンとの現行契約が来年6月までであるアマラウには、Jリーグやメジャーリーグサッカー(MLS)のクラブから関心を寄せているほか、レフ・ポズナンで受け取っている年俸よりも高額でのオファーを提示する構えを見せていると、先月上旬にポーランドメディア『SPORT.PL』が報じていた。
しかし、選手サイドはレフ・ポズナンでの現状に満足していることから、他クラブからのオファーを拒否する方針を固めると、今月9日までにレフ・ポズナンと新たに3年契約を交わすことで合意に達した模様。ポーランド国内の複数メディアは今月中にサインを交わすと一斉に伝えている。
これまで起用法が固定されず、パソス・デ・フェレイラへのレンタル中も先発での出場機会に恵まれていなかったアマラウ。レフ・ポズナンで充実期を迎えていることから、所属クラブを変えるという選択肢は考慮しなかったようだ。
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