明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属するブラジル人FWドウグラス(33)について、今冬にも退団するのではないかという憶測が駆け巡っている。
同選手は徳島ヴォルティスや京都サンガ、サンフレッチェ広島でプレーした後、2016年に一度日本を離れていたが、2018年7月にスュペル・リグ(トルコ1部)のアランヤスポルから清水エスパルスへ完全移籍。2019年には中国クラブからオファーが届く中、清水エスパルスに残留すると、昨年1月にヴィッセル神戸へ完全移籍により加入していた。
ただ、ヴィッセル神戸が元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)やベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(36)をはじめ多くの外国籍選手を抱えていたこともあり出場機会が限られると、今季もJ1リーグで14試合に先発出場にとどまっていた。また、先月3日開催の第34節・ベガルタ仙台戦で負傷退場すると、先月中旬にブラジルへ帰国している。
そんなドウグラスはこれまでインスタグラムアカウントのアイコンにヴィッセル神戸のユニフォームを身にまとう自身の写真を使っていた。しかし、今月4日の時点で2015年のサンフレッチェ広島の一員としてベストイレブンに選出された時の画像に変わっていることから、一部のヴィッセル神戸サポーターから同選手の退団を覚悟する声がSNSで上がっている。
なお、ドウグラスは今月4日にインスタグラムを更新。ヴィッセル神戸の選手たちとゴール裏に陣取るサポーターによる集合写真をアップした上で、来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を祝福するコメントを残しているが、自身の去就については言及していない。
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