
セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、オーストラリア代表にFIFAワールドカップ・ロシア大会出場権をもたらした実績を持っている。そんなポステコグルー監督が、現在オーストラリア代表を率いているグラハム・アーノルドのコメントに反発した。3日、オーストラリア紙『シドニー・モーニング・ヘラルド』が伝えている。
ポステコグルーは2013年10月にオーストラリア代表監督に就任すると、2014年のFIFAワールドカップ・ブラジル大会で指揮。そして、2015年には自国開催のアジアカップで優勝を成し遂げると、ロシアW杯予選ではホンジュラスとの大陸間プレーオフを1勝1分で終えて本大会出場を決めていたが、W杯出場決定から2週間後に代表監督を辞任していた。
一方、アーノルド監督率いるオーストラリア代表は先月11日、カタールW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦で0-0のドローに終わると、その後の中国戦でも1-1と引き分け。この結果、6試合を終えて首位・サウジアラビアから5ポイント差、2位・日本から1ポイント差の3位となっており、アーノルド監督に対する批判の声が上がっている。
その中、元ベガルタ仙台指揮官でもあるアーノルドは、オーストラリアメディアの取材で「私は(オーストラリア代表の)選手たちを見捨てたりしない。彼らはこの国のために多くのことをやってきたわけだし、サッカルーズのためにしてきた努力は計り知れない。もし、一部の人間が思い通りに動いたら、アンジェ・ポステコグルーのように、私も(代表チームから)追い出されるだろう」と引き続き代表チームで指揮を執る姿勢を見せていた。
この「アンジェ・ポステコグルーのように、私も(代表チームから)追い出されるだろう」という発言に対して、ポステコグルー監督は「決して追い出されたわけではない。アジアカップで優勝し、ロシアワールドカップへの出場権を得た。やるべきことはやったと思ったので、自分で決断しただけだ。自分のことについてしか言えないが、誰も私をどの仕事からも追い出すことはできなかった」
「私の代表チームでの経験は、とてもポジティブなものだった。4年間過ごしてトロフィーを獲得し、ワールドカップへの出場権を得た。なので、代表チームでの使命を果たしたと思っている」と反発。あくまでも自分自身の意思でオーストラリア代表を離れたと主張している。
横浜F・マリノスにJ1リーグのタイトルをもたらし、セルティックでも確かな手腕を発揮しているポステコグルー監督だが、現オーストラリア代表指揮官の言葉が気に入らなかったようだ。
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