Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FM前田大然の獲得へセルティックが大金用意か!市場価値の3倍と英紙報道

前田大然 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属する日本代表FW前田大然(24)は、以前からセルティック移籍の可能性が噂されている。その中、英紙『デイリーレコード』は29日、両クラブの取引についてとある見解を示した。

 同選手は昨夏に横浜F・マリノスへ加入すると、今季はここまでJ1リーグで30試合に先発出場し、22ゴールをマーク。今月6日開催の第35節・FC東京戦ではハットトリックを達成しており、J1リーグ得点ランキングでレアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)とともに首位に立っている。また、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨むと3試合に途中出場したほか、今月の代表ウィークではA代表にも招集されていた。

 そんな前田大然の去就を巡っては、セルティックが今冬獲得に迫っていると先月中旬に複数のイギリスメディアが報じるなど、現地での注目度が高まっている。また、イギリスメディア『FOOTBALL FANCAST』は同選手の市場価値は99万ポンド(約1億5000万円)であると伝えたほか、今季のリーグ戦では第36節・浦和レッズ戦終了時点で1試合あたりの平均シュート本数が「2.6」であるほか、決定機を演出するパスの本数は「0.9」であることを紹介していた。

 その中、『デイリーレコード』はセルティックが前田大然を獲得するために、移籍金として300万ポンド(約4億5000万円)以上を用意する可能性があると主張している。また、セルティックはアイルランド1部のシャムロック・ローバーズに所属するMFダニー・マンドロイウ(23)についても前田大然と同じくターゲットに含めているものの、来年1月に加入する可能性は低いと予想している。

 トップ下を本職とするマンドロイウはプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの下部組織出身である。また、今季はリーグ戦36試合中31試合で先発出場すると、15ゴール6アシストをあげてクラブのリーグ優勝に大きく貢献。シャムロック・ローバーズとの契約は来年12月まで残っている。