明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する日本代表FW旗手怜央(23)は、日本代表FW古橋亨梧(26)を擁するセルティックへ移籍する可能性が高いようだ。27日、『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが報じている。
旗手怜央は順天堂大学在学中の2018年に川崎フロンターレの特別指定選手となると、昨年に川崎フロンターレへ正式に入団。プロ1年目の昨季はリーグ戦で31試合に出場して5ゴールをあげるなど、J1リーグと天皇杯の2冠達成に貢献。そして今季は中盤や左サイドバックなど複数ポジションをこなす中、ここまでリーグ戦で29試合に先発出場しており5ゴールをマーク。J1連覇の立役者となっている。また、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカーに臨んだほか、今月開催のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選2試合にむけた日本代表にも招集されていた。
そんな旗手怜央の去就を巡っては、セルティックが獲得に乗り出したと、今月はじめにイギリス国内の複数メディアが報道。また、同選手と川崎フロンターレの契約が来年1月に満了を迎えるため、フリーでの獲得が可能であると伝えられていた。
その中、『デイリーメール』は旗手怜央の代理人とセルティック首脳陣の交渉が順調に進んでおり、今冬の移籍ウィンドウにおける補強第1号になる可能性があると報道。この『デイリーメール』の報道を引用して、セルティックの専門サイト『67 HAIL HAIL』や『THE CELTIC STAR』は「セルティックが旗手怜央の獲得に近づいている」と伝えている。
また、セルティックは横浜F・マリノスに所属する日本代表FW前田大然(24)にも依然として関心を寄せているとのこと。横浜F・マリノスでともに戦ったポステコグルー監督との再会が現実味を帯びているようだ。
なお、セルティックの新戦力候補には、旗手怜央や前田大然のほかにも、Kリーグ(韓国1部)の全北現代に所属するFWソン・ミンギュ(22)や、1997年から7シーズンにわたりセルティックに在籍して4度のリーグ制覇に貢献したヘンリク・ラーション氏の息子であり、現在ロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のスパルタク・モスクワに所属するスウェーデン代表FWヨルダン・ラーション(24)の名前もあがっている。
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