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室屋成、原口元気退団の影響明かす「言語を学ぶのに…」日本代表選外にも言及

FC東京在籍時の室屋成 写真提供: Gettyimages

 ハノーファーに所属する日本代表DF室屋成(27)は、ウニオン・ベルリンへ移籍した日本代表MF原口元気(30)について言及した。25日、ドイツメディア『SPORTBUZZER』が伝えている。

 室屋成は昨夏に明治安田生命J1リーグのFC東京からハノーファーへ完全移籍により加入。移籍1年目の昨季はリーグ戦27試合で先発出場するなど、右サイドバックのレギュラーに定着していた。そして今季はDFヤニク・デーム(25)とのポジション争いを演じる中、一時期ベンチスタートとなることが続いていたが、直近4試合ではスタメンに抜てき。今月19日開催の2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第14節・パーダーボルン戦でもフル出場している。

 一方、原口元気は3シーズン以上にわたりヘルタ・ベルリンでプレーした後、フォルトゥナ・デュッセルドルフへのレンタル移籍をへて、2018年夏にハノーファーへ完全移籍。ハノーファーでは3シーズンにわたり主力としてコンスタントに出場機会を得ていたものの、昨季終了後に契約満了により退団し、ウニオン・ベルリンへ加入。ブンデスリーガへの“個人昇格”を果たしている。

 その中、室屋成は原口元気が退団して日本人のチームメイトがいなくなったことについて話題をふられると「ドイツ語はまだ苦手ですけど、(チームメイトと)コミュニケーションはうまくとれていますね。今では英語がかなり話せるようになりましたし、言語でストレスを感じることはないですね」

 「(日本人が)僕ひとりだけというのは、言語を学ぶのにより良い環境です。ゲンキ(原口元気)が出場してウニオンが勝利したベルリンダービーも見ましたね。彼もハノーファーのことを追い続けていますし、全試合見ていますよ」と語っている。

 また、先月と今月の代表ウィークでFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選の日本代表に招集されなかったことについては「日本代表でプレーできないのは、精神的に難しいことですね。ただ、日本代表のおかげでより良いプレーをしようというモチベーションを持てていますよ」とコメントを残した。