ウニオン・ベルリンに所属する日本代表MF原口元気(30)は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを望んでいることや日本代表招集で辛いことについて明かした。23日、ベルリンの地元紙『BZ BERLINS』が伝えている。
原口元気は3シーズン以上にわたりヘルタ・ベルリンでプレーした後、フォルトゥナ・デュッセルドルフへのレンタル移籍をへて、2018年夏にハノーファーへ完全移籍。ハノーファーでは3シーズンにわたり主力としてコンスタントに出場機会を得ていたものの、昨季終了後に契約満了により退団し、ウニオン・ベルリンへ加入。今季は開幕節のバイヤー・レバークーゼン戦でスタメンに名を連ねるなど、ここまでトップ下を主戦場にブンデスリーガ11試合中9試合でスタメンに抜てきされている。
そんな原口元気は今月20日に行われたヘルタ・ベルリンとの古巣対決での先発出場し、チームの勝利に貢献している。『BZ BERLINS』も「ビッグサプライズ。短期間でトップレベルのパフォーマンスを発揮するようになった」と同選手を称えている。
原口元気は『BZ BERLINS』のインタビューでヘルタ・ベルリンとのダービーマッチで勝利したことについて「僕が昔いたチーム相手の勝利だったので、変な気分ですけど、とても幸せですね。ヘルタには(ペテル・)ペカリークなど僕の知っている選手が数名いましたね。ペカリークとは仲良いですし、試合後に話しましたよ」と語っている。
また、今年9月から1カ月に1回という頻度で日本代表に招集されたことについては「飛行機での移動が好きではないですけど、もう慣れましたね。これもフットボールの一部です。日本代表のためにプレーすることを誇りに思っていますよ」とコメント。
そして、CLへの思いを聞かれると「(CL出場は)僕の大きな夢ですし、我々の大きな夢でもありますよ。だけど、シーズンはまだ長いですし、1試合1試合に集中しなければいけないですね」と言葉を残した。
なお、ウニオン・ベルリンはヘルタ・ベルリンとのダービーマッチで勝利したことにより、勝ち点を「20」まで積み上げ、5位に浮上している。新天地で好調を維持している原口元気は、すでに中盤における中心選手としてチームをけん引している。
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