バーセルに所属するU-23ブラジル代表FWアルトゥール・カブラル(23)に対して、バルセロナから関心が浮上した。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
今夏にマンチェスター・シティを退団したアルゼンチン代表FWアグエロ・アグエロをフリートランスファーで獲得したバルセロナ。だが、同選手は10月30日に行われたラ・リーガ第12節のアラベス戦で途中交代すると、その後の検査で不整脈が見つかり、3カ月以上の離脱が明らかになっている。
そうしたなか、アグエロをカバーする選手を探しているバルセロナはカブラル獲得に向けて代理人と接触したようだ。経済難を抱えるバルセロナは買い取り義務付きのレンタルを希望しており、その際の金額は800万ユーロ(約10億3000万円)以上になるとみられている。
また、バルセロナが今冬に選手を放出したうえに、給与面でも削減し、負債額を減らすことが獲得条件の1つだという。そして、獲得に向かうかは新指揮官に就任したシャビ・エルナンデス氏とコーチ陣の意向次第だというが、バーゼルは放出に否定的とのことだ。
2015年にセアラーでプロキャリアをスタートさせたカブラルは、2019年夏にバーゼルへ移籍。翌年に完全移籍に移行すると、186cmの体躯を生かした空中戦の強さやフィニッシュ能力の高さを武器に今季はリーグ戦13試合で13ゴールをマークするなどゴールを量産している。
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